ビジネスフォンが故障?症状別!原因追究と対処法!①

毎日使っているビジネスフォン。
「あれ?今日はまだ1件も電話がかかって来ない….」
「いつものようにかけようと思ったら繋がらない!」「ボタンを押しても反応しない!」
と、このような事態は突然訪れるものです。
まさに、『いつまででもあると思うな親と金』とはこのこと!(※ことわざの本当の意味は独立心を養い、倹約を心がけよという戒めの意味です…)

普段何気に使っているものこそ、突然使えなくなるとパニックになってしまいますよね。

ここでは、そんなパニックに陥ってしまった時に、[まず何を確認すべきなのか][自分でできる対処や予防はどんなことなのか]をお教えします!
第1段となる本頁はビジネスフォンの表示や着信音など、表面的な症状を集めてご紹介していきます。

ボタンが効かなくてダイヤルできない!

これでは、発信や転送、保留もできません!
考えられる原因としては…

原因

  1. 汚れでボタンが引っかかってしまい、ずっと押された状態になっている
  2. よく使うボタンは接点が消耗してしまい、反応しなくなっている

ということです!
ビジネスフォンはどこかのボタンが押された状態になっていると他のボタンを押しても反応しません。
ボタンが効かなくなってしまったら、対処法は買い替えるしかなく、私たちにできることとしては、こんな事態にならないように予防することです!

予防方法

  • 定期的にメンテナンスをしましょう!
    たまに乾拭きしてあげたり、キーボードの埃を取り除くスプレーを活用したりしましょう。
  • デスクに飲み物を置く場合は置き場所に気を付けましょう。
    水ならまだしも、ジュースやコーヒーをビジネスフォンにこぼしてしまった場合、隙間に入ってしまい、拭き取ることができなかった飲み物の糖分でボタンが固まってしまうということもあります。

ディスプレイが表示されなくて、電話帳の選択もできない!

ディスプレイが表示されないと、着信が鳴っても誰からの着信なのか把握できません。さらに発信する場合も電話帳内の番号の選択もできません。
考えられる原因としては…

原因

  1. 主装置または電源ユニットに問題がある
  2. 電話機本体が故障している
  3. 配線が断線している

ということです!
まずは、原因がどこにあるのか追究していきましょう。

原因1の主装置または電源ユニットに問題がないかの確認

会社全体の電話機のディスプレイ表示が消えているのか、それとも一部の電話機だけなのかを特定させてください。
会社全体の電話機の場合は、主装置または電源ユニットに問題がある可能性がありますが、一部の電話機の場合は電話機本体の故障か配線が断線が原因と言えるでしょう。

会社全体の電話機のディスプレイが表示されない場合は、まず主装置の電源を切って10秒ほど放置してみてください。
再度電源を入れてみて復旧しない場合は主装置または電源ユニットに問題が起きている可能性がありますので、サポートまたは業者を呼びましょう。

原因2の電話機本体の故障なのか、原因3の配線が断線しているのかの確認

ディスプレイ表示がされない電話機を他の正常の電話機と配線を差し替えてみてください。それでもディスプレイが表示されない場合は電話機本体の故障が原因になるでしょう。

また、コードレスフォンの場合は充電池が劣化して、充電してもすぐに切れてしまうことによってディスプレイ表示されないという場合もあります。充電池を大体4~5年程使っている場合は交換してみて、表示されるかどうか確認してみてください。

着信音が鳴らなくなって、電話に気付かない!

着信音がならないと電話として起用しなくなりますよね。
そんな時は、以下のような原因かどうか、またその原因の場合はどう対処したらいいのかチェックしていきましょう

原因と対処法

親機の場合

  1. 電源が入っていない
    対処法:電源プラグが抜けていないか、しっかりと接続されているかを確認してください。抜けていなくてもゆるくなっているかもしれません。一度抜いて、再度挿し込んで様子を見てください。
  2. 着信音量がオフになている
    対処法:着信音量を上げましょう。大体3段階か5段階設定になっているビジネスフォンが多く、種類によっては音量ボタンが設けられていますが、電話帳を検索する際の十字ボタンで音量調節を行う機種もあります。
  3. 着信音のスピーカーが故障している
    対処法:サポートやメーカー、業者に問合せましょう。
  4. 主装置の方で着信音を止める設定をしている
    対処方:主装置の設定を確認しましょう。主装置の設定は素人には難しく、無理やり扱っても故障の原因となり得ます。サポートや業者に頼んで、設定を確認しましょう。

子機の場合

  1. 親機から離れすぎている
    対処法:親機から離れすぎていると子機は圏外になります。持ち運びが便利な子機ですが、使ったら必ず範囲内の所定の位置に戻しておきましょう。
  2. 親機の呼出ベル回数を1回に設定している
    対処法:子機は親機よりも送れて着信音が鳴る機種が多々あります。親機の呼出ベル回数を2回以上に設定しなおしましょう。

通話はできても通話中のランプが点灯しない

着信があった時に光るコーナーランプや内線ボタンのランプが点灯しない場合は、単純に、ビジネスフォンのランプ不良になります。
サポートや業者に問い合わせましょう。

まとめ

ビジネスフォンの本体に関する不具合は、電源の問題や音量設定など簡単な確認で解決する場合も多々あります。まずは落ちついて電源が入っているかなど基本的な点を確認していきましょう。
それでも、本体が故障しているという場合や主装置に障害があるという場合は専門的な知識が無いと対処できませんのでサポートや業者に問い合わせるようにしましょう。
その際、問い合わせる前に、不具合を起こしているのはある電話機だけなのか、会社全体の電話機なのかなど、具体的な障害の内容を確認しておくとスムーズに修理の依頼ができます。

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